宇佐神宮をもっと詳しく知るスポット
宇佐神宮は1300年以上の歴史をもつ神社ですが、その歴史は宇佐神宮の中だけにとどまりません。宇佐市内には、宇佐神宮と関係の深い神社や寺院、遺跡などがいくつもあり、それらを知ることでより深く宇佐神宮の歴史の深さを感じることができます。ここでは、その歴史スポットをご紹介します。
神仏習合の歴史を示す仏像群(極楽寺・大善寺・大楽寺)
宇佐神宮は神仏習合発祥の地として知られていますが、その象徴的な存在である弥勒寺は、度重なる災害・明治時代に行われた神仏分離等の影響で廃絶し、現在は建物の礎石しか残っていません。しかし、弥勒寺にあった貴重な仏像は幸いにも現在に残されており、周辺の寺院に安置されています。

八幡大神の足跡をたどる神社の数々
八幡大神がその姿を現した後、鷹居神社や小山田神社等を経て現在の小椋山に鎮座しました。宇佐市内には、このほかにも八幡大神が業を行ったとされる御許山、八幡大神へ酒を献じたという伝承がある酒井泉神社など、その足跡をたどることの出来る神社がいくつもあります。

宇佐神宮と国東半島の歴史や文化を学べる博物館(大分県立歴史博物館)
宇佐・国東半島をはじめ、大分県内の「祈り」の歴史をテーマとした展示を行う博物館です。常設展では、国宝「宇佐神宮本殿」の1/10模型や、室町時代の宇佐宮を再現したジオラマ、弥勒寺から出土した瓦や土器等、神仏習合の歴史も詳しく紹介されています。
