紅葉の名所でもある行入ダムの麓に位置し、奇岩に囲まれたまさに行に入る寺の名そのものを連想させる行入寺は不動明王を本尊とし養老二年(718年)仁聞菩薩の開基とされております。末山本寺として栄え、多いときは寺に属する僧の修行をしていた院房が六ヶ所もあったといわれております。当時の迫力そのままに今日まで素晴らしい形で残された修正鬼会面など文化財も数多く有しております。