国東の町中に位置する興導寺は、空也上人の開基とされ桜八幡社の別当でもあります。現在の鶴川地区一帯は当時興導寺が納め、本尊は地蔵菩薩をお祀りし「火燃地蔵(ひともしじぞう)」として古くより信仰されてまいりました。平素は地蔵堂に安置されており秘仏となっております。六十年に一度の御開帳として今日まで受け継がれております。