養老二年(718年)の開基とされ、本尊は阿弥陀如来を国宝大堂に安置しております。藤原期の古建築で、宇治平等院鳳凰堂・奥州平泉中尊寺金色堂と並び、日本三大阿弥陀堂の一つに数えられており九州では最古の木造建築物です。栢木の一本造りといわれ今日まで宝形造りの造形美が保たれております。また、紅葉の時期には銀杏の葉が大堂の周りを埋めつくし、その姿はまさに金色堂そのものと云われております。